ahamoは、2021年3月にNTTドコモから提供開始された、5G対応の格安プランです。月額料金は2,970円(税込)で、国内データ容量20GB、国内通話5分かけ放題が利用できます。また、海外でもローミングが無料(追加料金なし)で利用できます。
私は、ahamoの海外通信を実際に体験するため、韓国、マレーシア、タイの3か国を訪れました。その際の通信状況や感想を、以下にまとめます。
海外利用できる国一覧
ahamoは、82の国・地域でローミングが利用できます。
- 世界61の国・地域で、追加料金なしでデータ通信が利用できます。
- 世界21の国・地域で、追加料金なしで音声通話が利用できます。
詳しい国と地域はこちら
事前準備
ahamoで海外通信を利用するには、事前に以下の準備が必要です。
- ahamo契約の確認
- 海外渡航先の周知
- データ通信のオン・オフ設定
ahamo契約の確認は、ahamoのマイページで確認できます。海外渡航先の周知は、家族や友人に渡航先を知らせて、万が一の際に連絡が取れるようにしておきましょう。データ通信のオン・オフ設定は、ahamoのアプリから簡単に行うことができます。
設定方法
海外通信を利用する際の詳しい設定方法は、下記の記事にあります。
実際に利用してみた感想
私は、韓国、マレーシア、タイの3か国を訪れ、ahamoの海外通信を実際に利用してみました。
韓国
韓国では、SK Telecomのネットワークを利用しました。SIMカードを挿入すると、自動的に韓国のネットワークに接続されました。
通信速度は明洞周辺ではLTEで下り100Mbps以上、アップロード20Mbps以上を記録しました。郊外でも、下り30Mbps以上、アップロード10Mbps以上を確保できました。
マレーシア
マレーシアのクアラルンプール周辺では、Celcomのネットワークを利用しました。SIMカードを挿入すると、自動的にマレーシアのネットワークに接続されました。
通信速度は、都市部ではLTEで下り50Mbps以上、アップロード10Mbps以上を記録しました。郊外でも、下り30Mbps以上、アップロード10Mbps以上を確保できました。
タイ
タイのバンコク周辺では、AISのネットワークを利用しました。SIMカードを挿入すると、自動的にタイのネットワークに接続されました。
通信速度は、都市部ではLTEで下り100Mbps以上、アップロード20Mbps以上を記録しました。郊外でも、下り30Mbps以上、アップロード10Mbps以上を確保できました。
海外利用での注意点
ahamoの海外通信には、いくつか注意点があります。
- 海外で最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降に、海外では通信速度が送受信最大128kbpsとなります。
- 海外での電話とSMSの月間利用額が5万円(利用停止目安額)を超過した場合、当月末まで海外データ通信の利用も停止します。利用可能データ量を追加しても解除はできません。
これらの注意点を確認の上、ahamoの海外通信を利用するかどうか検討してください。
まとめ
ahamoの海外通信は、韓国、マレーシア、タイの3か国で、快適に利用できました。通信速度は、都心部ではLTEで下り100Mbps以上、アップロード20Mbps以上を記録し、郊外でも下り30Mbps以上、アップロード10Mbps以上を確保できました。
海外でSIMカードを契約したり、日本でwifiルーターを契約したりすることが煩わしい人はahamoを契約することがおススメです。
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